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2019.10.03 Thu

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新卒・未経験のためのクリエイティブ業界案内。服装、勤務時間、お金の疑問に答えます

新卒・未経験のためのクリエイティブ業界案内

アカウント・マネージャーの堀田です。

ぼくには大学生の弟がいるのですが、先日こんな質問をされました。


クリエイティブの人たちはどんな風に働いているの?

調べてもぜんぜん出てこないんだけど。

話を聞くと弟は就職活動を目前に控え、幅広く業界研究を行っているのだそう。そこで引っかかったのがクリエイティブ職。「好き」を仕事にできたり、勤務が私服だったり、自由に働けそうなイメージから興味を持ったらしいです。

聞いてみると確かに、クリエイターという職種は他の業種に比べて新卒向けの情報が少ないかもしれません。そこで今回は弟から挙がった「クリエイターへの疑問」について、身近な例を交えて解説してみたいと思います。就職活動中の大学生や、ジョブチェンジを考えている若手社会人の方は参考にしてみてくださいね!

注)今回の記事で言う「クリエイター」は企業に属している人を前提とします。フリーランスは個人の仕事や考えによってスタイルが異なります

1.クリエイターは服装自由?スーツを着ない人、着る人

弟

クリエイターってみんな私服なの?面接で聞くのはご法度?

「スーツを着て仕事をしたくない」。大学生の会社選びにありがちな条件ですよね。ぼくもそうでした。

ここでは、

  • スーツを着ていないクリエイター
  • スーツを着ているクリエイター

に分けて解説していきます。

スーツを着ていないクリエイター

スーツを着ていないクリエイター

デザイナー、カメラマン、イラストレーター、ライター、webエンジニアは、あまりスーツを着ている印象はありませんね。「スーツを着たくない」に重きを置くのであれば、このあたりの職種を目指してみると良いかもしれません。

ただ、「スーツを着ない」というのもなかなか勇気がいるなと最近は思います。お客さんや外部のクリエイターと会った時には服装から“人となり”が判断されますし、その結果、仕事がスムーズにいくorいかないという話にもなってきます。

私服勤務であれば、TPOをわきまえた服装を心掛けましょう。

社会人として意識したいTPO

  • カメラマン=撮影の邪魔にならないようにモノトーンを基調とした目立たない服装
  • デザイナー=服装からもセンスを感じさせると「この人できそう…」となりますね。反対に、自分をデザインできていないデザイナーはちょっと心配…
  • webエンジニア=内勤になりがちとは言え、社内には常に人がいるので最低限の清潔感は意識できていると◎

スーツを着ているクリエイター

プロジェクトの指揮を執る編集者・ディレクターはスーツの人が多いと思います。スーツというよりは、オフィスカジュアルといった感じでしょうか。この場合も、「きちんとしている人だな」と感じさせるようなセンスは必要かもしれません。

また、「私服を着ていないクリエイター」で前述した、デザイナーやwebエンジニアも人によってはスーツで仕事をしている人も。これは、お客さんと商談したり、他のクリエイターを束ねるディレクター的な役回りをしたりするなど、職種としての幅が広がってきた中堅キャリア以上の人が多いでしょう。

 

\ お兄ちゃんのアドバイス /

まずは気になる会社の新卒サイトなどで、「先輩社員の声」といったコーナーをきちんと読みましょう。写真があればどんな格好で仕事をしているか分かるはず。その上で不明があれば、 面接時に「服装に規定はありますか?」 とやんわり聞いてみてもOKです。

ただ、私服勤務の社会人は「スーツで働きたい」と言いますし、スーツ勤務の社会人は「私服で働きたい」と言います。“隣の芝生は青く見える”の一言につきますし、 服装はキャリアを積むにつれて「自分がどう見られたいか」で変わってきます。 

堀田ひろき(兄)

2.勤務時間って実際どうなの?ブラック企業にハマらないコツ


残業ってすごいの?出版社とか、制作会社とかってブラックなイメージが…。

「働き方改革」が叫ばれるなか、勤務時間や勤務条件は目を逸らすことのできない話題ですよね。クリエイターの根底には“成果報酬”という概念がつきものだと思いますので、人によってはこだわるが故に勤務時間が膨らんでしまっているのも事実です。

クリエイターはどうやって勤務時間のバランスをとるのか?

フレックスタイム制などの制度を利用して、勤務時間にメリハリをつけます。忙しい時は思いっきり働いて、休めるときに、うんと休むという考え方ですね。

フレックスタイム制

従業員が日々の始業・終業時刻を自身で決定して働く事ができる制度

 

ぼくも出版社に出向していた頃は、まさにこれでした。雑誌制作の校了前はバタバタとお仕事をして、校了空けには有給休暇や時短勤務でワークライフバランスを調整。でも、これは性格や体力によって合う人、合わない人がいますよね。

「思いっきり働いて」「思いっきり休む」が合わない人はどうするのか

今は多くの会社で「働き方」の見直しが成されており、出版社、編集プロダクション、デザイン事務所など、クリエイティブ業界の働き方改革の話しをよく聞きます。例えばエディマートの例をご紹介します。

エディマートの働き方改革

  • ノー残業デーを実施=1週間の内で1日は残業無しで終業すること!
  • 残業21:00STOP=残業するとしても21:00まで!
  • 自宅勤務を許容=理由がしっかりとしていれば、自宅での勤務を許容する!
  • 選択勤務制=毎日の始業時間を8:00、8:30、10:00、13:00から選択できる!

今は、「無理な働き方に合わない人は辞めるしかない」という考えは古いと思います。体力に自信がない人でも、妊娠や子育てに向き合う女性でも、なんらかの諸条件で勤務時間を短縮せざるを得ない人でも、誰もが自由に働くことができる“権利”はクリエイティブ業界にも浸透してきています。

 

\ お兄ちゃんのアドバイス /

確かに昔はブラック企業が多かったかもしれませんが、今は少なくなってきていると感じます。 個人の「働き方」に向き合い、意識や制度を整えている会社 が増えていると言えるでしょうね。ただし、今でも奔放な働き方を認める会社は少なからずあるので、 きちんと企業研究を行い見極めるように してください。

堀田ひろき(兄)

3.「好きなことを仕事にしないと!」それって本当?


クリエイターのやりがいって何?「好きを仕事にする」 ってきちんとお金になるの?

多くの仕事がそうだと思いますが、

  • 好きなこと=お金

は必ず成り立つとは言えません。

むしろ、「好きなこと」と「お金」を結びつけて考えること自体に無理があります。前述もしましたが、クリエイター仕事の根底にあるのは“成果報酬”という考え。「制作物」を対価にお金が支払われるため、“がんばった”とか、“100点の出来栄え”とか、“自分のセンスを発揮した”とかは、評価に繋がらないことも多いです。

なぜ、“がんばった”や“100点の出来栄え”や“自分のセンスを発揮した”が評価に繋がらないのか

“がんばった”や“100点の出来栄え”や“自分のセンスを発揮した”は評価に繋がらない

クリエイターは芸術家とは違い、「発注者」が存在して初めて成り立ちます。

発注者の例

  • 新しいサービスや商品をリリースして、それを世間に広めたい企業
  • HPや会社案内を新しくして、自社の発信力を高めたい企業
  • 地域の魅力を発信したい自治体
  • まだ知られていない情報を見つけ、発信したいメディア

こういった「発注者=お客さん」がいるなかで、

  • “がんばった”けど締め切りに遅れてしまった
  • “100点の出来栄え”で制作できたけどターゲットには届かなかった
  • “自分のセンスを発揮した”けど発注者のリクエストとは乖離してしまった

といった結果に終わるとどうなるでしょうか?

その発注者はあなたの会社に対する評価を下げ、それを知った上司はあなたの仕事に難色を示してしまうかもしれません。それを繰り返していては、給料がスムーズに上がるはずありませんよね。会社に所属している以上、クリエイターである前に社会人なのですから。

では、どうすれば「好きなこと」をお金に変えることができるのか

仕事の出来栄え、自分らしいセンス、人との関わり、仕事の影響力など、クリエイターの「やりがい」は人によってさまざま。仕事で“やりがいを感じること”は、クリエイターだけではなく、社会人としてなくてはならない感情だとぼくは思います。そのフィールドが自分の好きなことに関連していたら、素敵ですよね。

ただ、前述した通り、「好きなこと」が必ずしも「お金」に繋がらないのがクリエイティブの世界。

だからと言って悲観せず、まずは自分の「興味あること」「得意なこと」「やれそうなこと」が誰の役に立ちそうかを考えてみてください。エンドユーザー(=伝えたい相手)が見えてきたら、自分の働く姿は思いのほか簡単にイメージできるかもしれませんね。

 

\ お兄ちゃんのアドバイス /

 「好きなことを仕事にする」 というところで、悩んだり迷ったりする人は多いのではないでしょうか?ぼくは学生の頃、音楽や雑誌が好きだったので専門誌を出す出版社に入社したいと希望していました。しかし、 結果的に新卒で入社したのは地方の編集プロダクション 。それでも実際にいろんな本作りに携われましたし、好きなアーティストにインタビューできたこともありました。 「好きなこと」を諦めなければ 、案外どんな仕事でもそれを活かすチャンスが巡ってくるのではないでしょうか。

堀田ひろき(兄)

4.クリエイターが所属する企業。名古屋の事情は?


新卒・未経験だと、どんな会社を調べれば良いの?やっぱり会社は東京の方が多いの?

新卒や未経験の場合、どんな会社が安心なのか見極めるのが難しいですよね。クリエイティブ職もそれは同じ。出版社、広告代理店、制作会社などが主な選択肢となるかと思いますが、それぞれが一長一短。まずは会社ごとの特徴を理解することからはじめましょう。

出版社、広告代理店、制作会社のクリエイティブ職

  •  出版社 

出版社は雑誌や書籍、webなど、主に自社メディアを運営して利益を生んでいる会社です。

名古屋の会社ですと、

などが有名ではないでしょうか。

会社内のクリエイティブ職は編集者・ライターがメインで、デザイナーやイラストレーター、カメラマンは外部のクリエイターに依頼することが多いです。例えば、「東海ウォーカーのデザインがしたい!」という希望であれば、出版社ではなく、東海ウォーカーの制作を行っている制作会社に入社するのがベターです。

  •  広告代理店 

広告代理店はその名前の通り、「企業の広告活動を代理で行う会社」です。雑誌、書籍、新聞、折込、看板、web、サイネージ、テレビなど、マーケティング手法によって取り扱う広告は多岐にわたります。

大きな会社であれば自社内に制作チームを組織しているため、編集者(ディレクター)、ライター、デザイナー、イラストレーターと幅広い職種のクリエイターが在籍しています。案件によっては誰もが目にする企画に携われることもあるので「影響力のある仕事がしたい」「自分の可能性を試したい」という方は、広告代理店を目指してみると良いかもしれませんね。

  •  制作会社 

広告代理店の説明でも挙げました、雑誌、書籍、新聞、折込、看板、web、サイネージ、テレビなど、あらゆる媒体の制作を行う会社が制作会社です。デザイン事務所、動画制作会社、web制作会社、編集プロダクションなど、その会社が“どの分野に特化しているのか”で名称が異なります。

企画が得意な会社、デザイン力に長けた会社、社史などの編纂に優れた会社など、その個性はさまざま。中・小規模の会社が多いためネットなどで得られる情報は少なく、面接の際に「どんな仕事をしているのか」をしっかり確認することが大切です。

インターン・アルバイトで業界にふれてみましょう

インターン・アルバイトで業界にふれてみる

新卒。未経験でクリエイティブ職を希望するのであれば、まずはインターンやアルバイトで業界の雰囲気を知ってみるのもおすすめです。出版社、広告代理店、制作会社であればインターンやアルバイトを募集していることが多いと思いますので、一度、電話やメールなどで問い合わせてみると良いでしょう。

ちなみに、ぼくも大学3年生の頃にアルバイトとしてエディマートで仕事をしていました。その際は簡単な原稿執筆や校正のお手伝い、デザインラフの作成など、一通り経験させてもらいましたよ。また、同じくアルバイトから新卒社員という道をたどった恒川の記事も参考になると思います。

この記事を読む

アルバイトから正社員へ。編集者を目指す人に知ってほしい「就活」の考え

 

\ お兄ちゃんのアドバイス /

クリエイティブ職は上記以外にも、 印刷会社やメーカーに所属するクリエイター も選択肢に含まれます。 出版社や広告代理店は人気の業界故に新卒入社は狭き門 であったり、 中途の場合も契約社員からスタート というケースもあります。 「自分のやりたいこと」を明確にする 意味でも、一度、インターンやアルバイトを体験してみるのも良いかもしれませんね。

堀田ひろき(兄)

5.エディマートの募集状況は?

エディマートは編集プロダクション(制作会社)として日々、雑誌・書籍・新聞の編集やwebコンテンツの制作業務を行っております。主要な案件は制作実績に掲載しておりますので、そちらをご覧ください。

グラフィックデザイナーを募集中!(2019年10月現在)

2019年10月現在で、グラフィックデザイナー(DTP・WEBデザイン)を募集中です。興味のある方はリクナビNEXTのフォームから申し込んでいただくか、下記の問い合わせフォームよりご連絡ください。

デザインスキルはもちろん、クライアントや外部クリエイターとのやり取りで編集スキルを身につけたいという人はぜひ!デザインチームの記事も業務のイメージに繋がるかと思いますので、見ていただければと思います。

インターン・アルバイトは随時募集中!

エディマートでは常時、アルバイトスタッフが編集アシスタントとして勤務しています。勤務条件も個人に合わせて調整可能ですので、学生やフリーターの方もお気軽にご連絡いただけると嬉しいです。興味のある方はぜひ、下記の問い合わせフォームよりお申し込みください。
 
 

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HIROKI HOTTA

この記事の執筆者HIROKI HOTTAアカウント・マネージャー

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2012年エディマート新卒入社。エリア情報誌や新聞を中心とした編集・ライター業務の経験を積み、2016年により深い“編集のおもしろさ”を求め大手出版社へ出向。出版社編集者として情報誌の特集制作、webメディアの新規立ち上げなどにたずさわり、2018年に再びエディマート勤務に。出戻り後は主にweb案件の新規開拓を担当し、2019年度よりセールス専任にポジションチェンジ。“編集のできる営業マン”として、ビジネス・クリエイティブの両面でお客様のサポートに務める。

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