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2020.03.18 Wed

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「出勤時間が選べるとどうなる?」ワークライフバランスを実現させる“選択出勤制度”

 

女性がパソコンの画面を眺めている

クリエイティブ担当の加藤です。

皆さんは、編集者と聞くと「忙しそう」といった印象をお持ちの方が多いのではないでしょうか。ところが、私の周りで働くクリエイターさんやデザイナーさんの中には時短勤務や育休などを取得し、家庭と仕事を両立させている人も多くいらっしゃいます。実際にエディマートでもノー残業デーなど、働きやすい環境作りに取り組み中。今回はエディマートにある制度の中で、最も私が利用する制度についてご紹介したいと思います。

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1.時間を有効活用できる!「選択出勤制度」とは

エディマートで運用している制度というのが「選択出勤制度」。その仕組みは、通常出勤している時間とは異なる時間帯に出退勤ができるという制度です。

本来エディマートでは、10:00〜19:00が出退勤時間と決められています。そのうちの制度が使えるのは火・水・木の3日間。下記の4種類の出退勤時間から自由に選択することができるんです。

私がこの制度を知ったのは半年前。入社面接のときでした。自身の仕事状況やプライベートに合わせて選択出勤できる制度があるというのは大きなメリットだと思い、入社の決め手の一つになりました。

選択出勤できる出退勤時間

●8:00~17:00

●8:30~17:30

●10:00~19:00

●13:00~22:00

 

次に選択出勤制度をどういった目的で利用しているのか、私の活用事例をお伝えいたします。

2.8:00、8:30出社の活用シーン

大通りに車やバスが走っている。背景に朝日の光がさしている

私が一番利用しているのがこの時間帯。早く出勤することで退勤の時間が早くなり、よりプライベートの時間を確保することができます。

自分の時間を持てる!

定時が早いと、できることの幅はぐんと広がります。例えば、ショッピングや友人と外食へ出かけるなど、時間を有効的に使うことができるのです。

家族との時間を大切にしたい

既婚者の私には仕事後、家事という仕事が。夫はスポーツをする仕事をしていることもあり、身体作りには食事サポートが必要不可欠。早く帰れる日には、栄養バランスの整った食事を作り、一緒に食べるようにしています。また、早い時間に食事を摂ることで時間にゆとりができ、十分な睡眠も取れるようになるため、健康的で規則正しい生活が送れるように。

8:00~8:30出社によるデメリット

退社時間が早くなることで、他のスタッフと一緒に進めている案件がある場合は、連携が取りにくくなることも。そんな時には、事前に退勤時間を共有することで回避しています。

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3.10:00出勤の活用シーン

店の前で女性がノートパソコン片手に電話している

編集プロダクションとして一番連絡を取る出版業界が稼働している時間帯。取引先とスムーズに連絡が取れるので効率的に業務が遂行できます。

社内スタッフのコミュニケーションが取れる

現状では、基本となる10:00に出勤している人が多いので他の社員と一緒に担当している案件がある場合は、同じ時間に出勤することで業務内容の共有や進捗状況を把握できます。したがって業務を連携して進めていくことが可能に。

雇用形態の違うスタッフとの業務の共有で仕事がスムーズに

エディマートでは、アルバイト・契約社員は10:00出勤。業務を、直接話してお願いすることで円滑に進められることができます。

10:00出社によるデメリット

この時間帯に取引先との連絡も集中します。電話・メール対応に追われて、本来行う予定の業務が集中できないことも。アルバイトさんにお願いできる仕事などを見極め、業務の分担を行うことで改善を図っています。

4.13:00出社の活用シーン

いくつかのショップ袋を片手に店内を歩く女性

朝はゆっくり過ごしたい、夜型の人がよく利用する出勤時間。終電の時間もあるため過度な残業は必然的になくなります。

平日昼間の特権!時間を有効活用

平日しか空いていない役所などへの手続きや、定時勤務では行きづらい店などへも行けます。そのほか、前の日遅くまで飲み会をした時など朝がつらい時に利用することも

前日の勤務が残業で遅くなった

締め切りに応じてやむおえず残業することは編集業界ではあるあるです。残業で遅くなった日には、次の日ゆっくりと過ごしてから出勤なんてことも可能。13時出社の場合は、休憩は19時から取れるので、帰宅後ご飯を作る手間も省けます。

13:00出社によるデメリット

13:00に出勤する場合退勤時間が22:00に。退勤時間が遅くなることで次の日、早い時間への出勤に立て直すのが大変に。

5.選択勤務制度を利用してみて思うこと

さまざまな出勤時間を利用することで良し悪しあるかもしれません。しかし、自分の仕事の状況や気分に合わせてこの制度を利用することで仕事とプライベートにメリハリがつき、業務の効率化にもつながります。

ワークライフバランスが向上すると、常にリフレッシュした気持ちで働け、ストレスの軽減にも一躍買ってくれそう。

6.社内での活用状況

実際には、利用している人が少ないというのが現状。普段あまり利用しないスタッフへ「選択出勤制度」について聞いてみました。


恒川

13:00出勤の場合は終業時間も遅くなりますよね。その日の仕事の状況で残業をしたいと思った時に、長時間の残業ができず結果的に業務が溜まってしまうのが心配…。


木村

制度自体はいいけど、早い出勤や遅い出勤を選ぶと生活のリズムが崩れそう。業務の効率化を図るはずの制度をうまく活用できる自信がないです…。

自分にとってどの働き方がワークライフバランスに合っているのかを考え、この制度を活用する人が少しでも増えていくといいなと思います。エディマートでは、今後より柔軟な「フレックスタイム制」へと変わる予定。働く環境が整うことで残業軽減にも繋がり、より良い仕事ができるのではないかと思います。

7.結果的にある・なしで言うとどっちがいい?

丸太の上にのった人形がどちらに進むか悩んでいる

私はこの「選択出勤制度」があることで無駄な残業が減り、日々のプライベートが保たれるいい制度だと思います。

会社で働く人にとって仕事内容も大切ですが、働く環境を重要視する人は少なくありません。長く働きたいと思える会社だからこそ離職率も減り、結果的に会社の安定にも繋がっていくのではないかと思います。編集者=残業が多いというイメージは今はもう古いのかもしれません。この記事を読んで少しでも編集職への印象が変わったらいいなと思います。

 

 

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ERIKA KATO

この記事の執筆者ERIKA KATOクリエイティブ・ディレクター

外資系アパレルショップに副店長として6年半勤務。2018年に行ったマルタ共和国での留学経験をきっかけに転職を決意。前職で担当していたチラシ作成を通して情報発信する仕事に興味を持ち、編集者を目指す。2019年晴れてエディーマートへ入社。環境も職種も変わり日々奮闘中。海外旅行が大好き。

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