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カメラマン兼ライター=カメライター。どんなときに活用する?メリットは?実例を交えて紹介。

飲食店やレジャースポット、人物などを取材する際は、ライターが取材し、カメラマンが撮影をするというのが一般的です。ところが、エディマートでは、ライターとカメラマンの両方を1名のスタッフが兼務する「カメライター」として仕事をすることがあります。

「カメライター」とは、「カメラマン」と「ライター」を組み合わせた造語で、編集・制作業界では知られた呼び方です。撮影を本業とする人が取材・執筆を行うことがあれば、ライティングを専門とする人が撮影も兼ねることもあります。

では、どのような場合にカメライターとして取材・撮影を行うのか。単に制作経費がおさえられるだけではなく、ほかのメリットやデメリットもありますので、当社の実例をふまえてご説明します。

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1.どんなときに「カメライター」として取材・撮影を兼務するのか

カメライターが取材撮影をするケース

カメライター稼働を選択する、3つのケースをご紹介します。

ケース1「クライアントによるオーダー」

発注元であるクライアントの意向によって、カメライターとして動くことがあります。

クライアントの意向例

  • クライアント側の予算

    制作予算に限りがある場合、ライターとカメラマンを別々で動かすよりも、1名が兼務する方がギャランティは抑えられます。

  • 現場での人数制限

    撮影場所(会議室、飲食店の店内、工場現場、etc)が狭い場合、人数を制限される場合があります。また最近は、新型コロナウイルス感染防止のため、社外の人間の入場を制限されるケースもあります。

  • 記録として

    メディアには写真の掲載予定はないものの、念のために記録として簡単な撮影をお願いされることもあり、その際はライターが撮影を兼務することがほとんどです。

ケース2「オウンドメディアでの取材」

企業や個人が立ち上げ、運営するオウンドメディア。自社情報、グルメやイベントなどの地域情報などバラエティに富んでいますが、オウンドメディアではライターがカメラマンを兼務することも少なくありません。
「クライアント側のオーダー」でも挙げましたが、予算を抑えることも理由のひとつ。また、あえて「手作り感」を出すために、プロカメラマンではなく、ライターによる撮影を求められるケースもあります。

ケース3「ライブ感を演出する媒体」

グルメ系の本やWebでは、ラーメン、カフェ、喫茶店、地元名物など、ライターが自分の得意分野のジャンルを取材しながら撮影を行うことが少なくありません。取材者が撮影をすることで、「作り物」ではない、ライブ感、生の声を読者に伝えることができるメリットがあります。

 

2.カメライターが稼働するメリット、デメリットは?

ライターとカメラマンの2人体制ではなく、カメライター1人の場合、下記のような差が出てきます。

カメライター稼働のメリット

  • 稼働が1名に減った分、予算の削減につながる(ただし、担当するスタッフに負荷分のギャランティを上乗せする必要はあり)。
  • 稼働するスタッフが減る分、取材先の予定に合わせやすい。
  • 原稿と写真の納品元が1名にまとめられるため、工期の短縮をはかりやすい。

カメライター稼働のデメリット

  • 取材と撮影を同時に行えないため、取材時間が長くなる。
  • 1名あたりの負荷が増大。また、対応できるスタッフが限られる。
  • ライターが兼務をすると写真の品質が低下しがち、カメラマンが兼務すると原稿の品質が低下しがち

エディマートでのカメライター稼働の例

中日スポーツの仕事で、10年以上続けている「アサヒビール」の広告企画があります。アサヒビールを提供している飲食店で、ビールジョッキとおすすめのメニュー、さらにスタッフの顔写真も撮影し、その後に料理の内容と、ビールとの相性について取材を行います。

新聞の4段1/4サイズに掲載される写真は、料理&ビール、スタッフの2カット(のちに料理のみの1カットに削減)。出てくる料理は、コース料理ではなく一品料理がほとんどであるため、ライトを立てればライターでも問題なく料理写真が撮影できると判断しました。カメライター稼働を選択した結果、クオリティは担保しつつ、制作費の面でも貢献させていただくことができと考えます。

中日新聞の企画「アサヒビール」

カメライターへ発注する際におさえておきたいポイント

予算などを考慮しカメライターとして発注したものの、クオリティ的に不十分なものが納品されてしまっては意味がありません。事前に、依頼するカメラマンやライターが、過去に手掛けた原稿や写真を見てクオリティを確認しておくと安心です。
また、取材・撮影がスムーズに進行するように、香盤表を整えたり、原稿見本や撮影イメージを資料として用意しておきましょう。

エディマートでは、フリーのライターに「カメライター」として稼働していただく際、綿密な準備をするだけでなく、時には一眼レフカメラや照明機材を貸し出し、品質向上をサポートすることもあります。

失敗しない!カメライター発注のコツ
1.事前に担当スタッフの納品実績を確認しておく
2.香盤表や見本資料を整え取材をスムーズにする段取りを
3.場合によっては機材面でサポートしクオリティアップ

 

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3. より高いレベルのカメライター稼働をめざして

ここまで、カメライターとして取材と撮影を兼務するケースやメリット・デメリットなどをお話しました。しかし、もともと取材と撮影をセットにして仕事を担う「プロのカメライター」という方もいらっしゃいます。新聞や雑誌の報道記事を担う「外部記者」も、自身で取材と撮影を行う、ある意味「カメライター」と言えるでしょう。
またそのようなプロフェッショナルからは学ぶべきことが多く、当社でもより高いレベルのカメライター業務を行うべく、同等のレベルの仕事ができるように社員を教育したり、機材を整えたりしています。

取材後のスピーディな納品

先程、カメライターのメリットとして、「工期の短縮を図りやすい」と書きました。カメライターを専門とするプロとなると、取材・撮影をした後、PCやタブレットなどを使いその場や自分の車、カフェなどでパソコンにて原稿を執筆し、画像を補正。取材・撮影後に数時間でクライアントに納品することも少なくありません。オウンドメディアの場合は、CMS登録まで行えば、取材後にすぐに記事をアップすることもできます。
当社でも同様の対応ができるようになっています。たとえばアーティストのライブレポートを翌日に配信したり、イベントの前日にようやく入手できた情報をその日のうちに発信したり。プロのカメライターから学んだ対応力のひとつです。

 

4. カメライター稼働を行った実例を紹介

中日新聞・「アサヒビール」企画

☆ビールと料理の撮影と、こだわりを取材

上記でも紹介しましたが、毎回店舗を訪問して、キンキンに冷えたアサヒビールとともにオススメの料理を撮影。当社のスタッフがビールの泡に気を付けながら撮影しています。撮影後はお店の方にお話を伺い、料理のこだわりなどをお聞きします。撮影と取材を兼務することで、その後の原稿執筆にも想いがのります。当社で10年以上担当させていただいている企画です。

 

東京商工リサーチ・「エラベル」

☆さまざまな業界の社長の想いを聞き、インタビューカットも撮影

カメライターとして、さまざまな業界の代表へ取材を行いました。企業のトップの取材はスケジュール調整が大変なことが多いのですが、取材&撮影を1人で行うカメライター稼働のためスムーズに日程調整ができました。また、納期までが短い記事に関しては、撮影画像の納品を待つこともなく、当日画像の確認ができ、効率的に記事制作を進めることができました。

 

ウォーカープラス・「東海ノスタルジーグルメ ~懐かしの味を求めて…~」

☆老舗の飲食店や大衆食堂の「リアル」をカメライターが切り取り

当社でWEB記事の連載を担当させていただき、書籍化もされたコンテンツ。東海地方にある、どこか懐かしい趣のある飲食店を取材させていただきました。ライターが一眼レフカメラを持参し、店主に歴史やこだわりをヒアリング。「リアル」にこだわり、撮影も店舗の雰囲気をそのまま伝えるべく、ライターが兼務しました。

>>ウォーカープラス・「東海ノスタルジーグルメ ~懐かしの味を求めて…~」

 

中日新聞・「アシアナ航空 パラオ企画」

☆移動経費がかかる旅行記事はカメライター稼働のメリットが大きい

当社では旅行商品の訴求をするため、旅先の魅力を伝える記事を多く手掛けています。現地取材に赴くことも少なくありませんが、国内の遠方や、海外取材の場合、ライターとカメラマンの2名稼働であると、移動経費がかさみます。そのため、カメライター稼働を選択し、現地取材と、名所などの撮影を当社スタッフが兼務。海に入っての撮影など難易度が高い取材でしたが、見ごたえのある紙面を作ることができました。

 

5.最後に

「取材と撮影を1人で?どちらも中途半端になるのでは……」と心配されてはいませんか?

実際、目にしている記事がライターとカメラマンによるものなのか、カメライターによるものかは読者には分かりません(企画によっては、あえてわかるように撮影することもあります)。
ライターもカメラマンも、カメライターも、同じプロフェッショナル。誰に発注しても、企画意図や仕上がりイメージをしっかりと伝えておけば、求めるクオリティの納品物があがってくるはずです。

当社もカメライターに必要なスキルを身に付けた社員がそろっており、実際にさまざまなお仕事で評価いただいております。予算や短納期などでお困りごとがございましたら、お気軽に当社へご相談ください。

 

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RYOTA ISONAGA

この記事の執筆者RYOTA ISONAGAクリエイティブ・マネージャー

名城大学理工学部を卒業後、トヨタ系の自動車部品製造業に就職。「勉強したことを仕事に」という仕事の向き合い方は、次第に「好きなことを仕事に」という考えに変化。まったくの他業界から、2007年にエディマートに飛び込む。取材デビューは温泉旅館。現在では取材執筆もこなしながら、編集業務を中心に担当。ライターやカメラマンをはじめステキな外部ブレーンの方々と、上下ではなく横に並んで、ともにイイモノを創っていきたい。プライベートでは、二児の父親として奮闘中。ワークライフバランスを大切に。

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