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2019.07.10 Wed

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カメラマン兼ライター=カメライター。受注&発注のケースとメリットとは

カメライタークリエイティブ担当の礒永です。

当たり前のことですが、飲食店やレジャースポット、人物インタビューなどの取材の際、取材をするのがライターで、撮影をするのがカメラマンです。ところが時折、エディマートではその両方を担当する「カメライター」としての仕事も担当することがあります。

では、どのようなケースでライターがカメライターとして取材撮影を担当するのか。そのうえで、カメライターとして仕事に臨む姿勢を考察します。

1.カメライターが取材撮影をするケース

カメライターが取材撮影をするケース大きく分けると、2つのケースがあります。

ケース1「クライアントによるオーダー」

発注元であるクライアントの意向によって、カメライター業務となることがあります。

クライアントの意向例

  • クライアント側の予算

    「予算が少ないためカメラマンのギャラまで支払うことができない。よって、ライターに撮影も込みでお願いしたい」

  • 現場での人数制限

    「撮影場所(会議室、飲食店の店内、工場現場、etc)が狭いので…」「社外の人間は上限3人までしか入れないので…」

  • 記録として

    「写真の掲載予定はないのですが、念のために記録として…」

ケース2「個人メディアとしての取材」

グルメやエリア情報、スポーツなどのWEB記事が多いのですが、個人が運営するメディアの一部は、ライターが撮影も行なっています。また、我々が提供するエディマグのような自社メディアでの取材の場合に、ライター(社員)が撮影を担当することもあります。

メディアのジャンル例

  • グルメやエリア情報記事

    ニューオープンスポットや行列店などを取材撮影したレポートスタイルが主流です。

    →例:名古屋のグルメをはじめとしたライフスタイルブログ「オニマガ」https://onimaga.jp/

  • スポーツ記事

    サッカーや野球を筆頭に、選手や監督へのインタビューや試合の解説など、読み応えのあるものが多いです。

    →例:名古屋グランパスの練習や試合をレポートするメディア「赤鯱新報」https://www.targma.jp/akasyachi/

上記の例はごく一部のWEB記事です。紙媒体としては、グルメ書籍がありますね。ラーメン、カフェ、喫茶店、名古屋めしなど、ライターが自分の得意分野のジャンルを取材しながら撮影もしています。

メリットとデメリット

ライターとカメラマンの2人体制ではなく、カメライター1人の場合、下記のような差が出てきます。

メリット

  • カメラマンに発注しないので予算の削減につながる
  • 1人なのでスケジュールが立てやすい(フットワークが軽い)
  • 比較的早く納品ができる(カメラマンからの納品の待ち時間がない)

デメリット

  • 取材と撮影は同時にできないので、取材全体の時間が長くなる
  • 取材と撮影の両方をこなすため労力も2倍
  • クオリティの低下?(→「3. 最後に、あえて大前提を」にて解説)

エディマートの具体例

中日新聞様の仕事で、10年弱続けている企画「アサヒビール」があります。アサヒビールを提供している飲食店で、ビールジョッキとおすすめのメニューを撮影。スタッフの顔写真も撮影し、その後に取材を行ないます。

掲載される写真は2点のみです。ケース1の直接的な「クライアントからのオーダー」ではありませんが、上記の「クライアントの意向」と「メリット」を考慮。予算と利益の観点から、カメライター稼働をしています。

中日新聞の企画「アサヒビール」

クライアント側の注意点

予算などを考慮してカメライターとして発注したものの、イマイチなものが納品されてしまっては身も蓋もありません。事前に、そのカメライターの過去の作品を取り寄せて、クオリティを確認しておくと安心です。

2. カメライターという職業

データ処理を行うカメライター

ここまで時と場合でライターが撮影を兼務するという話をしましたが、カメライターを本業とし、基本的に取材と撮影をセットで受ける人もいます。

二刀流のツワモノ

「メディアのジャンル例」で述べた、グルメなどエリア情報記事やスポーツ記事の一部は、カメライターを生業とするツワモノによるもの。有料記事にして、読みごたえと価値のある記事を次々と仕上げています。

また、カメライターとして取材撮影をした後、その場(自分の車など)でパソコンにて原稿を執筆し、画像を補正編集。すぐにクライアントに納品するというツワモノも。個人メディアの場合は、すぐに記事をアップすることもできます。「メリット」で述べた、フットワークの軽さを、大いに発揮できるのです。さらにWEBではなく、紙媒体のガイドブックで飲食店取材などをするカメライターもいます。

ケースバイケースでカメライター稼働をするエディマート。そのような常に取材と撮影という2つの刀を持つカメライターに、ケースバイケースで発注することもあります。

3. 最後に、あえて大前提を

カメラと取材ノート

 

もしかしたら、この言葉が浮かんだかもしれません。「どちらも中途半端になるのでは?」

取材と撮影の両方のプロ

おもにカメライターを職業としている人の、プロ意識は非常に高いです。取材現場ですべてを自分一人で担当するわけですから、いわば責任感の塊。そのカメライターから生み出される原稿と写真は、どれもハイクオリティなものばかりです。

これは、ライターがケースバイケースでカメライターとなる場合も同じです。読者にとっては、その記事がライターとカメラマンによるものか、カメライターによるものかどうかは分かりません。受け手にとっては同じなのです。ケースバイケースだとしても、取材現場に赴けば、取材も撮影もこなすプロ。どちらも中途半端にせず、クオリティを落とさず、高いプロ意識をもってカメライター業務に臨んでいます。

カメライターとしての仕事のケースやメリット、心情について、解説しました。発注時にも、参考にしていただけますと幸いです。

RYOTA ISONAGA

この記事の執筆者RYOTA ISONAGAクリエイティブ・マネージャー

名城大学理工学部を卒業後、トヨタ系の自動車部品製造業に就職。「勉強したことを仕事に」という仕事の向き合い方は、次第に「好きなことを仕事に」という考えに変化。まったくの他業界から、2007年にエディマートに飛び込む。取材デビューは温泉旅館。現在では取材執筆もこなしながら、編集業務を中心に担当。ライターやカメラマンをはじめステキな外部ブレーンの方々と、上下ではなく横に並んで、ともにイイモノを創っていきたい。プライベートでは、二児の父親として奮闘中。ワークライフバランスを大切に。

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