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2019.09.06 Fri

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アイドルオタクは仕事に活きる!?オタクをして得たもの・失ったもの


こんにちは!クリエイティブ・ディレクターの水野です。
過去の記事にもあるように、私は根っからのアイドルオタクです。

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アイドルオタクというと、もしかするとあまり良いイメージを持っていない方も多いかもしれません。しかし、さまざまな知識や幅広い人とのつながりなどオタクだからこそ得られたものもあって、仕事や生活で役立つことも多いんです。その反面、失ったものも少なからずあったり…。

今回はそんなオタクだからこそ得られたもの・失ったものについてお話しさせていただきます。

1.生活×アイドルオタク

オタク活動がきっかけで身に付いた知識や経験。
日々の生活のなかで役立つこともたくさんあるんですよ。

交通手段に詳しくなった

オタク歴と比例して伸び続ける遠征の数。もう10数年といったところでしょうか。そのおかげで新幹線、飛行機、バス…さまざまな交通手段を駆使して、日本全国どこへでも行けるようになりました。時間を取るかお金を取るか、その時々に応じて複数の遠征プランを企画して、全国津々浦々遠征を楽しんでいます。

オタクライフで得た新幹線の豆知識

ちなみに新幹線のB席は意外とお得ということをご存じですか?B席は両隣を人に挟まれ、利点がなにもないと思われがちですが、実は座席の幅がほかの席よりも広めなので、ゆったり座ることができるのです。こんなプチ雑学も、長年の遠征のなかで蓄えています。

幅広い年齢の人と親しくなった

本格的にオタクを始めた中学生時代。高校生、大学生のお姉さんたちに囲まれ、自然と敬語やマナーが身に付きました。趣味を通じて知り合っているのでガチガチな上下関係はありませんし、年上の方に対する敬意を持った接し方を学びました。

大学生くらいからは、父親世代の男性も交えてオタク談義を楽しむ機会が増加。会社では役職を持っていたり、バリバリ仕事をしている方々と気軽に話せることって実は貴重だったりしますよね。老若男女関係なくさまざまな人と交流できたことは、自分にとって非常に価値のある経験になりました。

ちなみにこの写真は同じハロプロオタク仲間(40代男性)の結婚パーティで撮影したものです。

オタ活で得た交友関係

  • 現場(ライブやイベント会場)で隣になった人とあいさつ
  • グッズ交換を通じて意気投合し、そのままお友達に
  • 友達とその友達、さらにはその家族も交えて飲み会を開催
  • 全国各地を遠征するうちに、全国各地でさまざまな人と交流

こんな具合にオタク活動がきっかけで、多くの友人と知り合うことができました。

情報収集が得意になった

オタクに絶対的に必要なもの、それは情報です。今度○○のライブがあるよ、などの基本情報はもちろん、限定グッズや急遽決まった出演情報さらには節約遠征術なんてものまでも。有意義なオタク活動のために、TwitterなどのSNSを使ってとにかく情報を集めまくります。そんな生活を長年しているおかげで、情報の集め方のコツを心得ることができました。

宣伝力が身に付いた

自分の好きなアイドルの良さを広めるため、オタクは必死に宣伝をします。複数買いしたCDを配ったり、SNSで魅力を発信してみたり、テレビやラジオなどに出演依頼を送ったり。方法はさまざまですが、すべては推しのため。推しの未来のためにオタクは苦労を惜しみません。SNS上で何か発信する場合も、どうしたら興味を持ってもらえるか試行錯誤しながら拡散しています。私も今、夢中になっているアイドル「Beyooooonds(写真)」を多くの人に知ってもらうべく、SNSで情報を拡散するなど日々勤しんでいます。

いくつか例を挙げてみましたが、いかがでしょうか。オタクをするのも悪くないな、と少しでも思っていただけたらうれしいです。

 

2.仕事×アイドルオタク

私は現在、紙媒体を中心に編集のお仕事をしています。編集のお仕事については、弊社代表が執筆した過去の記事をご参考ください。

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記事にあるように編集の仕事は幅広く、さまざまな人を巻き込んで成り立っています。

ここで皆さん、何か気づきませんか?実は先ほど挙げた役立ったことは、仕事でも存分に役立っているのです!知識や情報はあって損はありません。そして情熱を持ってオタクをしていると、情熱を持って仕事にも取り組むことができます。こうなるとあれ、もしかするとオタクって無敵では?とまで思えてきますよね。

オタ活が仕事に活きた例

  • 数多くの遠征 ⇒ 公共交通機関の基礎知識が取材現場で活かされる
  • 幅広い年齢層との関わり ⇒ クライアントやカメラマン、ライターとのコミュニケーションが円滑に
  • 情報収集能力 ⇒ どんなジャンルのリサーチでも事細かに調べられる
  • オタクであること ⇒ 相手(消費者)の立場を理解した企画立案ができる

このように編集の仕事にも役立つ能力を養うことができました。しかし!オタクをして失ったものも実はあるのです…。

3.アイドルオタクをして失ったもの

それはずばりお金です!ライブに行く、CDを買う、遠征をする…これらすべてにお金が必要です。しかし、これはオタクの度合いによって失わずに済む人も多いですし、きちんと計画的に使っていれば大変なことにはなりません。

何より!お金を失う代わりに幸せを得ているのです!オタクの常套句で「実質タダ」という言葉があります。支払ったお金よりも得られた幸福度の方が高いので、実際は支払っていないも同然、といった意味合いです。オタクは幸せや生きがいを得られると思ったら安いものと思いながら、ついつい財布の紐が緩んでしまい課金をし続けてしまうのです…。

4.おわりに

長年アイドルオタクをしていて、失ったものよりも得たものの方が圧倒的に多いと思っています。誰かを情熱的に応援することで、どんなものであっても必ずファンがいることを知ることができました。何か記事を書くとき、その人やもののファンがいると思って書くと自然と丁寧に執筆するようになりました。

アイドルに限らず、とことん好きを突き詰めることは自分にとってきっとプラスになるはずです。皆さんも素敵なオタクライフを送って、仕事もプライベートも充実させせちゃいましょう!

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FUMIE MIZUNO

この記事の執筆者FUMIE MIZUNOクリエイティブ・ディレクター

大学卒業後、大手機械メーカーに就職。企画・広報業務を担当するなかで、自分自身で何かを作り上げたいという気持ちが芽生え、転職。2018年エディマートに入社する。学生時代はメディアプロデュースを専攻。テレビ番組や記事制作を通じて、「つくる」ことの楽しさを知り、編集の仕事に憧れを持つように。現在は主に雑誌や新聞の編集・ライター業務とオンライン書店「Emo Books」の運営を担当。食べることが大好きで、グルメ取材が何よりの楽しみ。女性アイドルと猫と野球をこよなく愛する編集者として日々奮闘中!

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