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2019.07.30 Tue

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ハロプロ、AKB48etc.アイドルの名言に学ぶ!心に響く言葉たち

    

こんにちは。クリエイティブ・ディレクターの水野です。
日々の業務のなかで、ライターとして原稿を書く、というお仕事があります。どんな原稿であっても、大切になるのが言葉選びです。
文章を読んだときの印象は、単語一つ違うだけでガラッと変わります。とっても素敵なお店を紹介する、となった場合に言葉選びを間違うと魅力が半減してしまう、なんてことも。これは文章だけでなく会話でも同じことが言えますよね。
いかに心に残る原稿を書くか、というのはライターにとって永遠の課題ともいえるのではないでしょうか。
今回はアイドルが好きで好きでたまらない私が、胸に刺さって忘れられないアイドルの名言を紹介しつつ、ライター目線で自分なりの解釈をお伝えしたいと思います。

1.Berryz工房嗣永桃子に学ぶプロアイドル像

「歌で人の気持ちを明るくできるようになりたい。きっと人生にくじけてる人が、いっぱいいると思うから」

これは嗣永桃子さん(以下ももち)がBerryz工房としてデビューする、小学6年生のときに雑誌のインタビューで放った言葉です。
12歳という若さにして、この考え方。小さなころから表情、所作、発言、すべて完璧だったももちの生き様が伺える名言ですね。この発言をきっかけに、ももちは嗣永プロと呼ばれるようになりました。

「努力は語るものじゃないです。私を見て感じてください」

常に高レベルのパフォーマンスを見せてくれていたももち。自信にあふれた発言の裏には、私たちが知らない努力が重なっていて。そんな陰の努力は見せず、あくまで結果で私たちを感動させてくれました。
この言葉を受け取った人は、ももちに対して期待値がぐっと上がりますよね。そのハードルを悠々と超えていくももちは本当にかっこいいです。

「私に出会ってくれてありがとうございます」

その後に続く言葉はこうです。
「私は見ての通りビジュアルもいいし、愛嬌もあるし、運まで持っているから大丈夫です!皆さんのほうが幸せになってください!この15年間、たくさんの愛をありがとうございました!」
これは伝説の嗣永桃子ラストコンサートでの、最後の挨拶の一節です。最後まで「ももち」を貫き通して、完璧アイドルのまま芸能界を引退。 自分のキャラクターを作り上げて、それを最後まで全うしてくれたももちは、本物のアイドルでした。

2.AKB総選挙は記憶に残る名言の連続

AKB総選挙は注目度の高いイベントですよね。今年の開催は残念ながら中止となってしまいましたが、過去10回の総選挙では数々の名言が生まれています。

「もう背中を押してくださいとは言いません。ついてきてください」

2010年の総選挙で1位に輝いた大島優子さん(以下優子)のスピーチの一節です。前田敦子さん(以下あっちゃん)から初めて1位を奪取したときの言葉で、優子らしい力強さが表れています。涙ながらに笑顔で話す優子。その涙を浮かべながら見せるキラキラした笑顔はまさにアイドル!
その後も優子は総選挙で数々の名言を残しており、今でも語り継がれています。

「次の総選挙では最後に名前を呼ばれたい」

2013年の総選挙での渡辺麻友さん(以下まゆゆ)の言葉です。まゆゆは前年2位という順位で、今年こそは1位と一生懸命活動していました。その結果が3位。背景を知ると、この言葉の重みも変わりますよね。
何よりも2013年の総選挙でのまゆゆの凛々しくも美しい姿は今でも記憶に残っています。いつでもかわいいまゆゆが、悔しさをぐっと堪えてスピーチする姿がとても印象的でした。

「私のことは嫌いでも、AKBは嫌いにならないでください!」

あっちゃんが2011年の総選挙で伝えた印象的なコメントです。センターとして、AKBの顔としてがんばっていたあっちゃん。センターの重圧や、誹謗中傷の的になることも多く、本当に大変だったと思います。
グループ想いのあっちゃんが泣きながら訴えた姿に、胸を打たれた人も多いのではないでしょうか。

3.心に残る言葉とは?

ごく一部ではありますが、印象に残っているアイドルの名言を紹介しました。

言葉の選び方はもちろん、その人の人となりが言葉に価値を生み出していますよね。
文字を扱う仕事をする上で、いかに印象的に、価値のある言葉にすることは非常に大切なことです。自分の書いた原稿は、今後一生残るということを改めて肝に銘じて、だれかの心に残る文章を作ることができるよう、言葉と真摯に向き合っていきたいです。

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FUMIE MIZUNO

この記事の執筆者FUMIE MIZUNOクリエイティブ・ディレクター

大学卒業後、大手機械メーカーに就職。企画・広報業務を担当するなかで、自分自身で何かを作り上げたいという気持ちが芽生え、転職。2018年エディマートに入社する。学生時代はメディアプロデュースを専攻。テレビ番組や記事制作を通じて、「つくる」ことの楽しさを知り、編集の仕事に憧れを持つように。現在は主に雑誌や新聞の編集・ライター業務とオンライン書店「Emo Books」の運営を担当。食べることが大好きで、グルメ取材が何よりの楽しみ。女性アイドルと猫と野球をこよなく愛する編集者として日々奮闘中!

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