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2019.07.09 Tue

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楽しい写真を撮ろう!/プレイモービルを活用した表紙実例 vol.02

「未経験者歓迎特集」をテーマにしたプレイモービル

エディマート代表の鬼頭です。

私がフリーランスとして独立して間もない2004年に、人材エージェンシーのエイクエントを通じて獲得した仕事のひとつに、「アルバイト求人情報誌DOMO(発行:株式会社アルバイトタイムス様)の表紙制作」があります。

毎号表紙では、いろいろな仕事風景をプレイモービルで再現。プレイモービルの輸入元の増田屋コーポレーション様に全面協力をいただき、フォトグラファーのスギヤマオサム氏と二人で、さまざまな場所に赴き、人形を並べて撮影を実施しました。

もう15年以上前になりますが、楽しみながらできた思い出深い仕事。エディマグをつかって、ストックしている表紙を少しずつ公開する企画の第二弾です!

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1.今回のテーマ「未経験者歓迎特集」

高校生の頃に私が勤めたアルバイト先がロッテリア。そこでレジ打ちも経験したため、表紙もその方向に。この仕事ではまだデジタルカメラは使っておらず、1枚の表紙写真を撮るために、ポラロイドを切って構図を確認した後、シノゴ(4×5in判)で撮影していたため、1時間以上は費やしていました。そうなると、撮影場所はどうしても限られてしまい……。

 

2.撮影場所

1時間以上レジを使っても怒られない場所……思いついたのが、ロッテリアではなく、私の父親が店長を務めていた地元のスーパーです。比較的お客さんが少ない時間帯にお邪魔して、撮影を実施。いざレジの横にプレイモービルを置いても、アルバイトらしさに乏しく、なかなか構図が決まりませんでした。

 

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3.撮影秘話

せっかくレジを空けてくれたのに構図にならない。そこで、店にあった机を果物コーナーの前に置き、レジ打ちの女性と買い物客がセットになったプレイモービルを並べて撮影。きれいに並べた果物をお客さんが手に取ってしまうなど、時間がかかったことを覚えています。それでも結果、バナナのシルエットが効いたステキな写真が撮れました。背景がかなりぼけているので、オサムさんと二人、「スタジオでも撮れたね」と笑っていましたが、現地で撮ったからこそ、伝わるものがあると思っています。

では今回はこの辺で。次回もご期待ください!

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EIJI KITO

この記事の執筆者EIJI KITO代表取締役

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1973年生まれ。96年に同志社大学卒業後、新卒入社の宣伝会議で編集職の楽しさを知るも、己の未熟さから挫折。地元名古屋に戻り、プロトコーポレーションの制作部門に入社し、編集の仕事を学び直す。親会社に転籍後はWEBのプランニングに従事。03年フリー編集者として独立、06年法人化。エディマート代表として制作と営業を統括しながら、自身も編集者として最前線に立つ。好きな言葉は岡本太郎の「危険だ、という道は必ず、自分の行きたい道なのだ」。趣味はバイクとマイクラと部屋いじり。

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