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2021.04.23 Fri

編集 執筆 実績

年々、注目度が高まる「SDGs」。取り組みが適切に伝わるコンテンツとは?

2030年までに、世界が達成すべき持続可能な開発目標を指す「SDGs」。近年、ビジネスシーンでも注目を集めています。

しかし、自社でSDGsに関連する取り組みを進めていても、うまく発信ができていないケースも少なくありません。SDGsに関する自社の取り組みを明らかにする前に、SDGsの基礎知識をきちんと把握しておく必要があります。

そこで今回の記事では、SDGsの基礎知識から、取り組みを発信するコンテンツづくりのノウハウを紹介。ウェビナーを活用した方法や、イベントに紐づけた発信など、SDGsにまつわる事業発信のさまざまな切り口を、当社の経験をもとに解説していきます。

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1.SDGsの取り組みをコンテンツ化するには、「専門的な知識」が不可欠

本題に入る前に、あらためてSDGsについて簡単におさらいしておきましょう。「SDGs」の読み方は、「エス・ディー・ジーズ」。これは、「Sustainable Development Goals(持続可能な開発目標)」の略称で、2015年9月に国連サミットで採択された“2030年までに持続可能でよりよい世界を目指す国際目標”のことです。

環境や貧困、教育、健康などに関する目標は、「17のゴール」と、「169のターゲット」で構成。SDGsは、「地球上の誰一人取り残さない(leave no one behind)」という誓いを立て、発展途上国のみならず、先進国でも取り組むべき普遍的なものとされています。

SDGsへの関心は日本でも上昇。最近ではビジネスシーンでも注目され、各社がさまざまなコンテンツ化を図っています。その理由は、“SDGsの達成につながる事業や経営を進めることで、企業価値が高まり、持続可能なビジネスを可能にする”と考えられているから。

単に利益を追求するだけではなく、企業が将来にわたって継続し発展するため、⻑期的な視点で“社会のニーズを重視した事業の展開”が必要です。現代社会において、SDGsにまつわる取り組みを発信することは、企業にとって重要事項のひとつと言えます。

一方で、取り組み自体は進めているものの、コンテンツにうまく落とし込めていないというケースも。せっかくの価値ある取り組みも、ユーザーやステークホルダー向けのコンテンツを通して発信しなければ、広く周知することは難しいでしょう。

SDGsにまつわる適切なコンテンツをつくるには「専門的な知識」が不可欠。さらに、複数のコンテンツ形式のなかから、ふさわしい形式を選ぶ必要もあり、「クリエイティブ能力」が問われる作業と言えるのです。

2.「17のゴール」に関する取り組みを紹介し、自社商品やサービスをPR

実は、各社の事業やサービスは、SDGsの目的と一致していることも多いのです。17のゴールを参考に、いくつか例を挙げてみましょう。

SDGs 17のゴールとの関連性

  • 廃棄物対策・環境保全の取り組み

    「(12)つくる責任 つかう責任」、「(15)陸の豊かさも守ろう」

  • 地域に根付く社会貢献活動

    「(3)すべての人に健康と福祉を」、「(4)質の高い教育をみんなに」、「(17)パートナーシップで目標を達成しよう」

  • CO2排出量への配慮

    「(13)気候変動に具体的な対策を」

  • 食品ロスの削減

    「(2)飢餓をゼロに」、「(12)つくる責任 つかう責任」

17のゴールと関連した取り組みをコンテンツ化するメリットは、より分かりやすく、多方面に向けて発信できる点です。

当社でも、これまでSDGsにまつわる取り組みを、さまざまなコンテンツで発信しています。当社が携わった実績をもとに、コンテンツづくりを紹介していきましょう。

SDGsコンテンツの実例/中日新聞・「旭化成ホームズ」企画

これは、旭化成ホームズ様が家づくりのキーワードとして挙げる、「ロングライフ住宅」に関する記事です。SDGsにおける17のゴールのうち、「(7)エネルギーをみんなに そしてクリーンに」、「(11)住み続けられるまちづくりを」、「(13)気候変動に具体的な対策を」の3つを取り上げ、「ロングライフ住宅」とのつながりを打ち出しています。

こちらのコンテンツでは、17のゴールから自社の事業に近い目標をピックアップ。自社商品やサービスを、SDGsに絡めることでPRされています。

当社では、「企業が伝えたい内容を、幅広い読者に伝えること」を意識した紙面を構成。コンテンツを通してPRしたい内容と、SDGsのつながりを明らかにするため、適切な情報資料(図や写真)も使用しています。

また、紙面デザインにおいても当社のクリエイティビティを発揮し、読者に伝わりやすいコンテンツを作成しました。

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3.ウェビナーを記事化し、SDGsの重要性を浸透させる

新型コロナウイルスの影響により、大規模なイベントの開催は難しいことでしょう。そこで、「ウェビナー」の形式を取り入れ、社内外に情報を発信してみるのはいかがでしょうか?

ウェビナーは、ウェブとセミナーを合わせた造語で、「ウェブセミナー」や「オンラインセミナー」のこと。場所を問わず、インターネット上でセミナーに参加できます。気軽に利用できる一方、セミナーの内容を振り返るには、再び配信を視聴する必要があるなど、不便な点もあるようです。

このような欠点を補うには、ウェビナーと合わせて、「配信内容を記事化」して公開するのもいいでしょう。セミナーの参加者のみならず、SDGsの重要性を浸透させることができます。

SDGsとは、事業を通じた「社会課題の解決」。つまり、“事業を推進する社員一人ひとりに、SDGsの重要性を認識してもらうこと”が大切です。社内に向けて情報を発信する、コンテンツづくりも考えていく必要があります。

 SDGsコンテンツの実例/ソフトバンク・Webコンテンツ「ONE SHIP」

ONE SHIPは、ソフトバンクがパートナー企業とともに、新たなサービスづくりに取り組むプログラム。そのなかで、SDGsに先行して取り組むパートナー企業3社が、「SDGsの現状」や「投資との関連性」をウェビナー形式で発表しました。

開催されたウェビナーの内容は、本コンテンツ内で記事化。繰り返し配信を見る手間を省きながら、記事コンテンツにすることで動画へのリーチを高めています。

さらに、本コンテンツで理解が深まるよう、実際の発表で使用された資料を交えて記事にまとめています。このような執筆作業には、「ライターの文章力」も必要です。

>>ONE SHIP主催ウェビナー 〜SDGsを知り新規ビジネスのヒントにする〜

当社では、プロのライターへのアサインはもちろん、クライアントの要望に合わせて構成案を作成。コンテンツ内容を明確にし、制作を進行することで、クライアントからも信頼を得られています。

4.インタビューや対談を通じて、社内外にSDGsの取組みを拡散

事業やサービスを軸としたコンテンツのほか、「インタビュー」や「対談」を通じて発信する方法もあります。

たとえば、自社の代表に「SDGsがどう実施しているか」といったテーマでインタビューし、記事を作成。それを自社ホームページや社内報などを通じて、社内外に拡散することが可能です。

また、専門家や有識者との対談を実施し、新たな角度から自社の取り組みを紹介するのもいいでしょう。

SDGsコンテンツの実例/中日新聞・「東海学園大学」鼎談

「教育」を切り口として、SDGsにもつながる“持続的な社会発展のための教育機構”を紹介したコンテンツです。

対談を通じて発信している本コンテンツでは、優秀なファシリテーター(対談を進行する人)の存在が鍵になります。企画概要をしっかりと把握し、あらかじめ話題を深めるための質問を用意。対談当日には、現場の雰囲気にあわせて円滑な進行を求められるなど、ファシリテーターにはさまざまな能力が必要です。

本コンテンツでは、当社に所属するファシリテーターによって、有意義な対談が実現しています。

 

5.イベントの内容に紐づけた記事を公開し、多面的にSDGsを発信する

SDGsに関連したシンポジウムやイベントを開催した場合も、その内容を記事化するのがおすすめです。参加者のみならず、より多くの人に自社の取り組みを発信できます。記事化するときは、ただ文字に起こすだけではいけません。読者にとって分かりやすい紙面にすることが大切です。

記事は作るだけで終わるのではなく、自社の取り組みを読者に届けることが目的。そのためには、構成を考える編集者や、記事を作成するライター、デザイナーのアサイン、場合によってはカメラマンの稼働も必要になるでしょう。

SDGsコンテンツの実例/あいち・なごや 生物多様性EXPO

本コンテンツでは、「生物多様性」をテーマにしたイベントの様子を紹介。イベント当日に行われた、さまざまな講演やディスカッションを記事にまとめ、幅広い読者に向けてSDGsにまつわる取り組みを発信しています。

このようなコンテンツをつくるには、「ディレクション能力」が重要です。「コンテンツを通じて何を伝えたいのか」「どういった問題を解決したいのか」をしっかり把握し、ライターやデザイナーが効率的に作業を進められるように、管理する必要があります。

当社では、ディレクターとして十分な実績を持つメンバーが多く在籍中。多面的なコンテンツ制作も可能です。

6.専門家へのインタビューを通じて、自社のSDGsの取り組みを効果的に伝える

SDGsへの理解が及ばず、「自社だけでは発信が難しい!」といった場合もあるでしょう。そんなときは、特定の知識に長けた専門家など、「第3者の力を借りる」選択肢も考えられます。

たとえば、「CO2削減」を軸としたSDGsに関するコンテンツを作成したとします。単純に、「CO2を〇%削減できる」という事実のみならず、その削減量が「具体的にどう作用するのか」を、専門家にコメントをもらうことで、より信頼性の高いコンテンツになるのです。

SDGsコンテンツの実例/中日新聞・「三重県消費生活センター」企画

消費者行動論の専門家インタビューを通じて、三重県消費生活センターの取り組みを伝える企画。第3者の目線を取り入れた本コンテンツは、三重県消費生活センター様が推進する「金融教育の重要性」を専門家に解説してもらうことで、より信頼性の高い記事になりました。

さまざまな分野において、記事制作の実績がある当社では、第3者となる有識者や専門家のリサーチ、アサインも対応可能です。

7.最後に

SDGsの取り組みを発信する方法はさまざま。しかし、大切になのは「コンテンツの中身」です。コンテンツの効果を発揮させるには、発信して終わるのではなく、目的に応じて適切な発信方法を選び、その内容を充実させる必要があります。

質の高いSDGsコンテンツを作ることは、決して簡単ではありません。伝えたい内容を形にするため、企画力に加え、質の高い文章を書くライターや、正確な情報を伝えられるデザイナーなど、「プロのアサイン」が鍵となるでしょう。

当社では、SDGsに関するコンテンツ制作の実績も豊富です。目的に合わせた適切なコンテンツの提案・制作を行っていますので、ぜひお気軽にご相談ください。

 

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EIJI KITO

この記事の執筆者EIJI KITO代表取締役

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1973年生まれ。96年に同志社大学卒業後、新卒入社の宣伝会議で編集職の楽しさを知るも、己の未熟さから挫折。地元名古屋に戻り、プロトコーポレーションの制作部門に入社し、編集の仕事を学び直す。親会社に転籍後はWEBのプランニングに従事。03年フリー編集者として独立、06年法人化。エディマート代表として制作と営業を統括しながら、自身も編集者として最前線に立つ。好きな言葉は岡本太郎の「危険だ、という道は必ず、自分の行きたい道なのだ」。趣味はバイクとマイクラと部屋いじり。

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