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2021.06.03 Thu

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自費出版の流れや制作期間、費用を理解してトラブル回避。出版社によっては、書店やアマゾンで流通できないことも!

日本財団が2010年9月29日から10月5日かけて実施した「18歳意識調査 第30回―読む・書く―」によると、コロナ禍の影響による読書量の増減について、「変わらない」(69.1%)が大半を占めたものの、24.9%が「増えた」と回答したそうです

当社も編集プロダクションとして、コロナ禍の読書需要の拡大を感じていますが、一方で「出版不況だからこそ、本を出版する価値が高まっている」とも考えています。昔から「自分の本を出版する」ことは貴重な行為でしたが、今はさらにステータス性が高まっているのではないかと。

しかし、Webサイトと比べると、自分の本を作るハードルはまだまだ高いのが現実。ましてや書店やアマゾンに本を並べるとなると、縁遠い世界に感じるのではないでしょうか。

エディマートは2020年に出版社登録をし、2021年4月に自社レーベルで本を刊行しました。その経験を通して思ったのが、「自費出版はもっと手軽にできる」ということ。

「自費出版の流れや制作期間がわからない」
「作った本は書店にも並べられる?」
「出版社によって費用が異なるのはなぜ?」

自費出版にはこのような質問や、理解不足によるトラブルも少なくありません。
そこでこの記事では、自費出版を考えているものの、流れや費用に不安がある方のために、当社の経験をふまえてわかりやすく解説します。

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1.商業出版と自費出版の違い

「自分の本を出版したい」──自費出版を考える人にまず知っていただきたいのが、出版には大きく「商業出版」と「自費出版」の2種類があることです。

商業出版と自費出版では利益構造が異なる

商業出版は主に、出版社が企画を立てることで本が制作されます。

市場ニーズをとらえた話題性のある本や、作家に執筆を依頼した本、人気タレントの写真集など。雑誌の場合は広告を入れることで収益が得られますが、書籍はそれができません。そのため出版社は、本を売ることが利益を得る手段となります。

商業印刷では、出版にまつわる費用は出版社の持ちだしであることが一般的。本を書く著者や、写真に写るタレントが費用を負担することはほとんどありません。

一方の自費出版は、著者の希望をかなえる形で本が制作されます。公序良俗に反する内容や個人を誹謗中傷する内容でなければ、いろいろな出版社が自費出版を受け付けてくれるはずです。

ただし商業出版と違い、自費出版に必要な費用を払うのは著者です。「自費」出版の意味はここにあり、出版社は著者からもらう制作費で利益を得ます。

商業出版で自分の本を出すメリットとデメリット

商業出版は、本を出版するコストを出版社が負担します。そのため、一般の人が「本を出版したい」と素材を持ち込んでも、出版社側が「売れる」と判断しなければ、商業出版として採用される確率はかなり低いと考えてください。

商業出版のメリット

  • 著者が費用を負担することはほとんどない(あったとしても少額。著者に執筆料や印税が支払われるなど、費用に関する契約形態はさまざま)
  • 流通が担保され、全国の書店やアマゾンなどのオンライン書店で自分の本が販売される
  • 出版社による本のPRを期待できる

商業出版のデメリット

  • 出版社の意向で構成や内容、デザインを変更しなければならないことがある
  • 完成した書籍は出版社の所有物となり、印税などの取り分は自費出版の売上還付金より少ない(同じ部数が売れた場合)

自費出版で自分の本を出すメリットとデメリット

自費出版は、商業出版に比べると著者の費用負担は大きいですが、自分の発信したい内容を自由に伝えられるメリットがあります。

自費出版のメリット

  • 著者が発信したい内容、気に入ったデザインで本を作ることができる
  • 出版社のサポートにより本の内容のレベルアップを図れる
  • 完成した書籍は著者の所有物となるため、売上還付金などの取り分は商業出版の印税より多い(同じ部数が売れた場合)

自費出版のデメリット

  • 出版にまつわる費用をすべて著者が支払わなければならない
  • 流通が担保されなかったり、別途料金が必要だったりすることがある
  • 出版社による本のPRは商業印刷に比べ少ない

一般の人が自分の本を出す際には、ほとんどが自費出版になると考えたほうがよいでしょう。以降は自費出版にしぼり、制作の流れや費用、流通について解説していきます。

2.自費出版の流れ

本を出版するための流れは、基本的に商業出版も自費出版も大きく変わりません。違いとして挙げられるのは、出版の相談から構成を固めるまでの工程が、自費出版ではより手厚くなっている点でしょう。

企画、構成を組み立てる

自費出版を受け付ける出版社には、相談窓口があります。まずは問い合わせをして、出版したいと考えている本の内容を伝えましょう。

自分の希望するものに近い本を提示すると、出版社の理解も早いはずです。自費出版の経験が豊富な出版社では、類書などをふまえて、あなたの本の構成を一緒に考えてくれます。

本の内容を固めるのとともに、判型(本のサイズ)、ページ数、装丁(本の外側のデザイン)、レイアウトなどを考えていきます。なかには、あらかじめ書籍のフォーマットを用意することで、制作費を抑えてくれる出版社も。その場合は、自分の本に適したフォーマットを選択します。

企画や構成がおおむね組み立てられたら、出版社から見積もりが提示されます。見積内容については後ほど詳しくご説明します。

原稿や写真、図版を用意する

構成が固まったら、原稿の準備を進めます。原稿が出来ていない段階でも、自費出版の相談は可能です。出版社のアドバイスに沿って、原稿をまとめていきましょう。

本としてのクオリティをあげるために、出版社のアドバイスは積極的に受けたいものです。あなたの本を、誰かが読むことを忘れずに。出版社のサポートにより、初めての出版でも読みやすく、伝わりやすい本に仕上がるはずです。

本の内容によっては、写真や図版を入れるのも効果的です。自分で撮影した写真やイラストを使うのもいいでしょう。

著者が用意する原稿をはじめとした素材は、著作権を侵害していないか注意が必要。盗作や盗用は、自費出版であっても倫理的に問題があります。また、誤った情報の発信も読者に不利益を与えます。著作権侵害をチェックしてくれる出版社もありますが、まずは著者側で予防することが大切です。

出版社によっては、本を出したいと考えた人がアイデアだけを持ち込めば、原稿を出版社のライターがまとめてくれるところも。その分費用はかかりますが、「原稿を書く時間が取れない」「伝えたい想いはあるが、原稿は苦手」という人におすすめです。

デザイン、レイアウトを組む

原稿などの素材がそろったら、出版社のデザイナーが装丁(表紙やカバー、帯など書籍の体裁を整える作業)やレイアウトに入ります。

装丁やレイアウトは、本の印象にかかわる大切な要素。フォーマットが用意されている場合は自由度は低いですが、フリーレイアウトの自費出版であれば、こだわりたいポイントです。

腕のいいデザイナーの場合、よりよい本にするために、装丁やレイアウトを進めながら、「ここに原稿や写真を追加したほうがいい」というアドバイスをくれることも。また、ページの配分の都合により、加筆や減筆をしなければならないことも考えられます。その都度、内容を聞き取って、追加素材などをそろえていきましょう。

校正、校閲を行い誤植や誤情報を防ぐ

原稿が入った最初のレイアウトが「初校」です。初校を見ながら、誤字脱字がないか、文字があふれたり欠けている個所がないかなどを確認します。

初校の確認は、著者はもちろん出版社も行います。原稿の段階でチェックしていても、レイアウトに組みこまれて初めて見つかるエラーも少なくありません。

校正では、初校を紙に刷り出して確認していきますが、最近はPDFを使ってオンラインで確認することも可能です。ただし、パソコンの画面での確認は、紙に刷り出しての確認より精度が落ちると言われています。可能であれば出力をしてチェックするようにしましょう。

そして校正とともに重ねたいのが、「校閲」です。校閲とは文章の内容や表現に誤りがないか、事実関係に間違いがないかを確認する作業。データなどの確認を行う「ファクトチェック」も校閲に含まれます。

印刷、製本され納品

校正の回数は出版社によって異なりますが、間違いがない状態に仕上った時点で「校了」となり、出版社から印刷会社に本のデータが送られます(入稿)。

その後、印刷会社から、実際の本に近い紙やインクを使って刷り出した「色校正」が提示されます。色校正ではインクのノリや、写真の色味を確認し、必要に応じて調整を依頼します。基本的に色校正の段階では原稿の修正は行いません。

色校正でも「校了」となったら、いよいよ印刷です。あらかじめ指定した冊数が印刷され、製本されます。

自費出版における企画から製本までの期間

自費出版の多くがこれで工程は終了です。

企画から製本までの期間は、著者が素材を用意する期間や出版社の体制により異なりますが、おおむね3か月~10か月ぐらいが一般的だと考えます。

工程ごとの目安期間

  • 企画、構成…2週間~1か月
  • 原稿や写真、図版の準備…2週間~6か月
  • レイアウト…2週間~1か月
  • 校正、校閲…2週間~1か月
  • 印刷、製本…1か月
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3.自費出版の費用を理解してトラブルを回避

著者が費用を負担する自費出版。それだけに本の制作にかかる費用はもっとも気になるところでしょう。また、同じ自費出版であっても、対応する出版社によって費用は大きく異なります。適切な費用かどうかを判断するためにも、費用の中身を知っておきましょう。

自費出版に必要な費用の内訳

自費出版の費用を総額でしか提示していない出版社もありますが、一般的に下記の費用の合計と考えていいでしょう。出版社によって項目名は異なりますので、費用の内容も解説します。

自費出版の費用項目

  • 企画・構成費…著者の原稿を「本」として仕上げるために、構成を組み立てるのに必要な費用
  • 取材費…著者がアイデアだけを持ち込み、原稿は出版社のライターが書く場合は、ライターが稼働する手間賃である取材費が発生
  • 原稿費…同じく出版社のライターが原稿を書く場合は、原稿の対価が発生する
  • 写真などの図版費…出版社が写真や図版を用意する場合はその対価が発生
  • デザイン・レイアウト費…出版社のデザイナーが装丁やレイアウトを行う費用
  • 校正費…情報を正しくするための費用。校閲を追加する場合は費用も増額
  • 印刷、製本費…印刷をし、本に仕上げる費用。ページ数や部数によって変動
  • 進行管理費…出版社がスケジュールを引き、自費出版を完遂するための管理費

取材費、原稿費、写真などの図版費は、著者が用意することで削減できます。また、本のボリュームや、冊数によって上記金額は変動します。

自費出版の費用が高すぎる理由、安すぎる理由

自費出版に対応する出版社を探していると、会社によって料金に大きな開きがあることがわかります。数百万円かかる会社があれば、数千円で出版できることをウリにしている会社も。この違いは何でしょうか?

安すぎる理由として考えられること

  • 著者の原稿のまま本にすることでコストダウン
  • 装丁やレイアウトはフォーマットから選択することでコストダウン
  • 校正・校閲を省くことでコストダウン

高すぎる理由として考えられること

  • メジャー出版社スタッフの高い労務費が計上されコストアップ
  • ライターなど、サポートメンバーの高いギャランティが計上されコストアップ
  • メジャー出版社から本が出せるブランド代が計上されコストアップ

安価に自費出版ができることは魅力ですが、たいていの場合、本づくりに大切な工程が飛ばされているはずです。誤字脱字のまま、誤った情報のまま本になったりする恐れがあるため、出版後に自己責任がともないます。

一方で高額な自費出版は、自分の本を一流のクリエイターにサポートしてもらいながら、メジャーな出版社から発行できるのが魅力。しかし、メジャーな出版社でなくても、適正価格で腕のいいクリエイターはたくさんいますし、工程を工夫することでコストダウンは図れます。「メジャーな出版社から自分の本を発行できる」魅力を除けば、一考の余地はありそうです。

本の品質を保ちながら、コストをおさえるコツ

上記でもふれましたが、自らの手で高い品質を担保できない限りは、安価な自費出版に流れるのは危険です。しかし、手間をかければかけるほど、自費出版の費用が高額になるのも事実。では、どうすればいいのでしょうか?

メジャーな出版社にこだわらなければ、品質を保ちながら費用をおさえて自費出版を行うことは可能です。当社の経験をふまえ、「本の品質を保ちながら、コストをおさえるコツ」をまとめてみました。

品質を保ちながら、自費出版のコストをおさえるコツ

  • メジャー出版社からの出版はあきらめる

    ブランディング分のコストをおさえられます

  • 原稿や写真は可能な限り自分で用意する

    出版社の稼働を減らしコストをおさえられます

  • 出版社による企画、構成のサポートは受ける

    本のクオリティを上げるための最低条件です

  • 装丁やレイアウトはフォーマットも選択肢に

    自由度は減りますが、コストダウンが可能です

  • 校正、校閲の工程は必ず入れる

    本の品質を担保するためには欠かせません

手前みそになりますがが、エディマートは本の企画や構成、ライティング、デザイン、校正、校閲において、長年にわたり商業印刷を支えてきたクリエイティブ能力があります。それでいて、メジャー出版社のような高い労務費やブランディング費が費用にのることはありません

もちろん、当社のような会社を見つければ、本の品質を保ちながら、コストをおさえることは可能です。

4.自費出版の本を書店やアマゾンで流通させるためには

ここまで読んで、お気づきになった人もいるかもしれません。

「あれ?印刷して製本して終わりなの?」と。

自費出版に対応する出版社は、刷り上がった本を納品して終わりというところもあれば、書店流通まで面倒見てくれるところもあるので注意が必要です。

自費出版の本を書店やアマゾンで流通させるためには、

1.多くの販売が見込める本について、出版社から流通を打診するケース
2.費用を支払うことで、書店流通まで対応してくれるケース

があります。前者の場合は書籍のクオリティに左右されますが、後者であれば追加費用を払うことであなたの本を書店やアマゾンで流通させることが可能になります。

「流通は自分で」という落とし穴

みなさんは自分の本をどうしたいですか?

親しい人に読んでほしい、自らの記念として手元に置いておきたい。そのようなニーズなら、印刷された本が手元に届けば満足でしょう。しかし、自分の考えや発見、人生の証を一人でも多くの人に知ってほしいと思うなら、書店流通で広く配本すべきです。

刷り上がった本を自ら書店に持ち込み、「いい本なので置いてください」と言えば、なかには置いてくれるところもあるかもしれません。しかしそれは非効率というもの。やはり書店流通を考えるなら、出版取次(出版社と書店の流通を担う業者)のルートがある出版社を探しましょう。もちろん、エディマートでは書店流通まで責任をもってお手伝いいたします。

ちなみに書店流通のためには、出版社がもっているISBNと書籍JANコードを書籍に付与しなければいけません。

ISBNと書籍JANコードとは?

  • 出版社から刊行されて出版取次・書店で流通する出版物に使われるコード。ISBN(国際標準図書番号:International Standard Book Number)は、固有の書籍出版物を識別するために必要なコードで、国内外の書籍で広く使用されている。
    日本国内での書籍流通のため、ISBNと併用されているのが「日本図書コード」であり、図書分類記号と価格コードを付加して二次元バーコード化したものを、書籍JANコードと呼ぶ。

適切な発行部数を設定

費用を払うことで書店流通に対応してくれる出版社が見つかったら、自分の本を何部刷るかを考えなければいけません。自分の手元に置く部数と、書店で流通する部数を分けて考えましょう。

近年、商業出版の書籍でも初版は数千部という規模です。自費出版の場合、ほとんどが返本されるリスクも考え、最初からたくさん印刷することはおすすめしません。100部刷れば書店流通は可能ですが、書店の店頭にはまず並ばず、「取り寄せ」扱いとなりますし、販売が好調な場合はすぐに欠品となります。

出版社に自分の本の内容を見てもらい、予算と相談しながら適切な部数を助言してもらいましょう。部数の増減は、印刷費だけではなく流通にかかる費用にも影響します。

印税と売上還付金について

本が書店に流通し売れることで、その収益が出版社に入ります。商業出版の場合は、著者と印税契約を結ぶことがあり、売上の一部が下記計算で支払われます。

支払額=本の価格✕部数✕印税率

印税率は出版社によって異なり、2%〜15%で変動することが多いようです。また、初版と重版(一度出版した本を再度印刷すること)で印税率が異なるケースも。

自費出版の場合、書籍が売れたときに著者に支払われるお金は、印税ではなく「売上還付金」と呼ばれます。計算式は以下です。

支払額=本の価格✕部数−流通にかかわる経費

もっとも、私的な発信である自費出版は、それほど多くの部数が売れる保証はありません。書店流通の場合は事前に売上還付金がどうなるかの確認は必須です。しかし、最初から収益を得ることを期待せずに、「自分の本を知らない人が手に取ってくれる」ことに夢をもつほうがいいのではないかと、私は考えます。

流通後の情報発信も重要

自費出版の書籍を出版した後は、1人でも多くの読者に届けるために「情報発信」が大切です。

手段としては、

1.SNSなどを活用して自ら発信する方法
2.取材などを通してメディアから発信してもらう方法

が考えられます。

前者の場合は、オンライン書店に自らの書籍が掲載されているURLをコピーし、関連するハッシュタグとともに投稿を。ツイッターでは、オンライン書店の情報をキャッチして、自動でSNS投稿を行うボットもあります。自身の書籍に関する投稿を見つけたら、リツイートすることで拡散することができます。

一方でメディアから取材を受けるのは、なかなか難しいかもしれません。SNSの投稿などをきっかけに、メディア側から取材のオーダーがあるかもしれませんが、自ら売り込むことが基本となります。

当社で自費出版を行っていただいた場合は、エディマグで著者のインタビューを行うことも可能です。また完成した書籍は、エディマートのオンライン書店「EmoBooks」でも併売させていただきます。一般書店、アマゾンなどのオンライン書店に加え、本好きが集まるEmoBooksでも取り扱うことで、みなさんの書籍をより広く販売することが可能です。

5.当社がゼロから手掛けた出版の実例

EmoBooks「それ、編集入ってますか?」

☆自費出版の品質向上とコストダウンを両立させた実証的な一冊

当社EmoBooksレーベルから出版した書籍「それ、編集入ってますか?」。代表の鬼頭による、会社に編集業界への想いがまとめられています。今後、出版社としてさまざまな自費出版のニーズにお応えするため、品質向上とコストダウンのバランスをどうとるべきかを実証した一冊。原稿は著者自身が用意してコストダウンを図り、校正・校閲は外部業者を入れて誤植や誤情報は徹底的に防いでいます。

 

名古屋おもてなし武将隊10周年記念本「天下一名古屋城」

☆名古屋城での限定販売ながら、書店流通でも問題のないクオリティに

名古屋おもてなし武将隊を運営している事務局様からご依頼いただき、武将隊結成10周年記念となる冊子の企画・制作に携わりました。武将隊メンバーの方にお話を伺いながら誌面構成を決め、名古屋城に来られた観光客の方にとって来城のお土産にもなるような一冊に。制作においては、本記事の工程にそって進めています。なお、こちらの冊子は名古屋城の売店での限定発売ですが、書店流通をしても問題のない仕上がりになっています。

5.自費出版のまとめ

いかがでしたか?

ここで紹介した、品質を担保しながらコストをおさえるコツは、「本を出したいという夢を、品質を保ちながら安価に叶えたい」という当社の想いから行き着いたメソッドです。

自分の本を出版することは、誰もが憧れるステータス。しかし出版社選びを間違えれば、高い費用を負担することになったり、書店流通が叶えられなかったりします。

ぜひエディマートを、みなさんの自費出版における「正しい出版社選び」の一社に加えてください。一緒に素敵な本を作りましょう!

 

 

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EIJI KITO

この記事の執筆者EIJI KITO代表取締役

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1973年生まれ。96年に同志社大学卒業後、新卒入社の宣伝会議で編集職の楽しさを知るも、己の未熟さから挫折。地元名古屋に戻り、プロトコーポレーションの制作部門に入社し、編集の仕事を学び直す。親会社に転籍後はWEBのプランニングに従事。03年フリー編集者として独立、06年法人化。エディマート代表として制作と営業を統括しながら、自身も編集者として最前線に立つ。好きな言葉は岡本太郎の「危険だ、という道は必ず、自分の行きたい道なのだ」。趣味はバイクとマイクラと部屋いじり。

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